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薬剤師メニスカス

漢方コラム〈8〉

2009/11/01

8.      漢方薬は安全と言われていますが本当に副作用はないのですか

 

漢方薬も西洋薬と同じ様に使い方を間違えれば副作用を起こします。安全な薬ということで誰でも同じ病気(病状)であれば同じ漢方薬を使っていることをよく目にしますが、これは非常に危険な使い方です。

漢方薬は飲む人の体質、体力(抵抗力)、病気の勢い・強さ等により同じ病気でも使う薬が違います。

皆さんがよくご存知の風邪に罹った際に飲む「葛根湯」という漢方薬も、まだ体力があり通常の生活や仕事ができる風邪の初期に用いれば効果を現わしますが、体力が無く、寒気がし、だるくて、横になりたい感じのする際に用いた場合には反って体力をなくし、脱力感が強くなり、時には脱水症状を起こす場合もあります。初期の風邪が重篤な病気に変わってしまいます。

漢方薬の使い方をよく「鍵:カギ」と「鍵穴:カギアナ」に例えられ、飲む人とその病状を「鍵穴」、使う薬を「鍵」と例えます。うまく両方かみあえば、即ち薬がその人に合えば効果を発揮し、合わなければ効果が出ないばかりか、反って副作用が起こってしまいます。

漢方薬を飲もうと思った際には専門の医師、薬剤師に聞く事であなたに合った、よく効き、安心して飲むことができる適切な薬を選んでもらえます。

 

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