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薬剤師メニスカス

漢方コラム〈9〉

2009/12/01

9. 漢方薬を飲む際に気を付けなければならない事はありますか

 

 漢方薬を今までにお飲みになられたことのある方はご存知かと思いますが、漢方薬は食前又は食間に飲む薬とされています。

煎じ薬の場合にはほとんどが飲む度ごとに温めて飲みます。エキス剤(粉薬)はお湯に溶かして、錠剤は白湯で飲むことにより、より吸収が良くなり薬の効果が上がるとされています。

エキス剤(粉、顆粒)はなかなか溶けないとの声をよく耳にしますが、熱湯を入れかき混ぜるか又は電子レンジで1~2分温めれば直ぐに溶けます。溶けた後は飲める程度の熱さに冷まして飲みます。

空腹時に飲むことでより薬の吸収がよくなります。又、ある漢方薬では薬の副作用の発現を抑えることができるために漢方薬は空腹時に飲むよう言われています。

但し、食前でなければ絶対に駄目なのかと言えばそうではありません。ある種の漢方薬では空腹に飲んで胃のむかつきや軽い吐気等が出た場合でそのまま飲む必要がある場合には食後で飲む場合もあります。又、毎日欠かさずに飲んでいるのであれば、食事に関係なく、食後に飲まれても薬の効果がまったく無くなるわけではありませんのでご安心下さい。

ただし、例外はあります。吐気が強く、実際に吐いている場合や出血している場合に飲む薬では、薬を温めてはならず、冷たくして(冷たいものを)飲まなければならない薬があります。間違って飲むと反って症状が悪化します。

「漢方薬は温めて飲む薬」ということを鵜呑みにせずに必ず、医師や薬剤師の飲み方の指示を守ることが大切です。

 

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