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健康スクランブル

喉の風邪ってなぜ起こるの?

2010/01/01

冷たい風が吹いています。秋風とともに起こりやすくなりますが、なぜ、この時期に喉の風邪起こりやすいのでしょうか?

夏の長引いた疲れや運動会・旅行などの行事で疲れが溜まりやすく、免疫力が落ちやすく回復がままならない時期が続いています。また、空気が乾燥し始め、粘膜が痛みやすい季節でもあります。このような背景の下、空気中の風邪の原因となる細菌やウィルスの活発な活動なづで条件ががそろいやすくなってしまうのです。
人はくしゃみや鼻水・咳などにより入ってきたバイ菌を、粘膜に生えている毛を波のように動かして追い出そうとします。また、唾液などの粘液にも免疫細胞が含まれていて、バイ菌が体に入らないようにしています。
しかし、これだけやっても追い出せないとなると身を守るために戦うしかありません。この戦いでは活性酸素という強力な物質を菌にかけるのですが、どうしても回りに飛び散ってしまい自分も傷ついてしまいます。その傷が喉の痛み、すなわち炎症、発熱などとなってあらわれるのです。
「だったら、苦痛を起こさずに静かに退治すればいいのに」と思いますよね。
でも、苦痛があるおかげでヒトは苦痛を取るために行動を起こし、長引かないようにすることができるのだと考えてはどうでしょう。
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予防はどうしたらよいか
手洗いは普通の石鹸をつかい、すすぎは流水で30秒以上、指の間や爪の間も流すのがポイントです。
うがいはクチュクチュを2~3回→ガラガラを10~15秒→クチュクチュを10~15秒。お水でも十分です。(あーと声を出すのも効果的です)
手洗いやうがいは喉の弱い人は習慣に。毎日帰ったらする習慣をつけましょう。
マスクの使用も保湿ができ、菌の進入を防ぐことができるのでお勧めです。
 
喉の風邪に負けないために
<休養>
免疫力をあげたり、脳や体の回復をはかり全身のリズムを調整するためにも、まずは睡眠。
時間にこだわらず、横になるだけでも休養になります。
汗をかいたら、そのままにしておくと体を冷やしてしまうので暖まった部屋でこまめに着替えましょう。
乾燥は粘膜をいためるので湿度も50~60%になるようにできれば加湿器などで調節をしましょう。
<食事>
戦うためのエネルギーや失われたビタミン・水分を補給するために、食事にも気を使いましょう。
すぐにエネルギーになりやすい炭水化物が含まれている雑炊やうどんなどが体を温めよいと思います。
体をあたためるといえば葛湯や生姜湯などもお勧めです。もし喉を痛めていたら、唐辛子などの刺激物は炎症をひどくしてしまう恐れがあるので少なめにします。
<タバコ>
喉や鼻の粘膜を刺激し、回復に必要なビタミンを破壊するといわれています。喉の粘膜を痛めているときは控えましょう。
 
お薬を使うときの注意
喉の症状に使われているものといえば、一般的に解熱剤としても使われる消炎鎮痛剤、抗炎症剤、のど飴、トローチ、喉スプレー、うがい薬などのお薬やのど飴などの喉によい成分の飴などがあります。また、これらのほかに鼻水止めや咳止めなどが配合された総合感冒薬や漢方薬などが効果をあらわしてくれます。いずれの薬も症状や持病に合わせて使うことが大切で、素人は判断せずに薬剤師に相談してみましょう。
消炎鎮痛薬は胃腸障害を起こすことがあるのでできるだけ空腹時を避けたほうが良い。
総合感冒薬は緑内障の方や排尿障害のある方などは注意の必要があります。
甲状腺疾患の方はヨード系が含まれているうがい薬の連用は控える必要があります。
病院やクリニックへの受診の目安は熱が38.5度以上が続き、膿が出ている鼻水、黄色~緑色の痰が出ている場合は細菌性の感染が疑われます。肺炎や中耳炎にならないためにも早めに受診し、服用だけでなく養生することが病後を楽にしてくれます。

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