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薬剤師メニスカス

漢方コラム〈14〉

2010/06/01

14.漢方薬は食間に飲むようにいわれますがいつ飲むのがよいのですか

 
漢方薬は基本的に食間に飲むことをお勧めします。
但し、胃腸を刺激する薬などは食後に使用し、安神薬(不安・動悸・不眠、動悸等)は寝る30分前に服用します。現在は見られませんがマラリアの治療薬では、悪寒発熱の発作の時間には特別なパターンがあり、悪寒発熱発作の2時間前に服用するという特別な飲ませ方もありました。
その他、水逆の証といって食べるものや飲み物を一切受け付けず、口に入れれば吐き出してしまう状態の場合、薬を飲ます場合に薬の量を少なくしてほんの少しずつ口に入れ、入れては吐くの繰り返しの状態から吐かなくなるまで飲ませる飲ませ方もあります。(吐かなくなった時、症状はなくなっています)
一般的に慢性病のときは食間に飲み、急性病ではその時の状態によって適時服用(その薬の飲ませ方にあった時間で)で飲むとよいでしょう。
 
漢方薬を飲む量も一般的には1日量を2 - 3 回に分けて飲みますが、急性病や重症の場合には数時間毎で飲むのみ方もあります。発汗(汗を出す)・瀉下(便をだす)薬の場合には効果が出ればその時点で薬を飲むのを止めます。
 
漢方薬を飲む際には一般に温服(温かくして)します。ただし、体の表面にある病をのぞく目的で汗を出すなどして効果を発揮させる為には煎じ液が熱いうちに飲むことが大切です。場合によっては薬を温かくして飲んだ後、さらに布団をかけて汗を出させることで、より効果を発揮させる飲み方もあります。その他、体が冷えていることで起こっている症状の場合には体を温める薬を熱くして飲む事が必要です。
逆に体に熱がこもった状態では体を冷やし、熱を冷ます必要があります。その際に飲む薬は温めずに冷たい状態で飲むことで効果を発揮します。
 また、出血が起こっている場合や嘔吐が激しい場合には薬は冷服(冷たくして飲む)必要があります。その他、体の状態によって飲み方が様々です。飲み方によって薬の効き目も違ってきます。漢方薬をより効果的に飲むためにも必ず薬剤師に相談してください。

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