平安堂閑話と薬剤師(2)
2010/10/01
はかるという事(調剤用具;メートグラス)
「メートルグラスという人があるが、これはオランダ語のMeetglasからきたのであるからルを入れてはおかしい。中にはMeterglasなどとどこにもない語をあてて、メーターグラスなどと読んでいるのはコツのケーである、わが国のメートグラスは前側だけのメモリであるから目と水平にしないで下げているものがなかなか多い、アメリカのメートグラスGraduateの多くは目盛り線が裏側まで回っているから、いきおい前と後の線を一致させるには、正確に線を目の高さまで上げなければならない」(平安堂閑話よ
り)
学生の手技、実務現場にでる前の基礎確認をすると、意味が解からず中途半端な読み方をしている場合がままある。実習だからというわけかも知れないのであるが意味するところを知れば難なく解決することである。現在では液剤の調剤機器も全自動化が進んでおり、より安全で正確な秤量が可能な時代になった。しかしながら私達は一薬剤師として、効果的であり、安全で正しい薬用量の秤量のみならず鑑査と服薬の指導に職業人としての意識を一層高めなければならない今にいる。





